避難安全検証法で本当に困った時には一緒に審査機関まで来てくれる安心と信頼のできる会社 | 株式会社1000NEXT

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避難安全検証法で本当に困った時には
一緒に審査機関まで来てくれる
安心と信頼のできる会社

株式会社NAG設計同人
代表取締役の加藤様に
1000NEXT のサービスについて
インタビューさせていただきました。

株式会社NAG設計同人について

1977年創業以来、生産施設や商業施設、戸建住宅まで幅広く、そして多くの設計を手掛ける。

「価値ある建物を生む、育てる」という理念の基に、建てて終わりの設計ではなく、建物の維持管理までを視野に入れた設計を行っている。

文系出身という異色の経歴を持ちながら、建築設計にかける人一倍強い情熱をもって、建築業界に染みついてしまった問題にも向き合い続けている。

元スタッフからの紹介で利用し始めました

1000NEXTを知ったきっかけは何でしたか?

昔うちの会社で働いていたスタッフから
「友達が避難安全検証法っていうのをやってるんですよ」って
紹介してもらったのが最初でした。

その時は、避難安全検証法がどんなものかとか、
それで何ができるのかも知りませんでした。

私は1回お願いしてからずっと信頼しています

1000NEXTに初めて依頼するときに不安などはありませんでしたか?

私の場合は無かったですね。

元々うちにいたスタッフからの紹介だったので。

あと、代表の田尻さんが卒業された学校も、
私の妻や先代の社長が卒業した学校で知っていたので、
安心だろうと思いました。

卒業した学校以外にも何か理由はありますか?

田尻さんが独立される前に働いていた会社とも
取引があり、信用がありました。

そこを独立した人なら、なおさら安心ですよね。

そういう繋がりが無い方々に
安心して利用してもらうにはどうしたらいいと思いますか?

全く知らない方だと、お互いに理解するのに時間が必要ですよね。

どうやって安心感を持ってもらうのかは難しいですね。

でも、一回田尻さんに会ってしまえば、
すぐ安心してもらえると思いますよ。

どうしてそう思われますか?

はっきり言ってくれるところですね。

出来ないことはできないって言ってくれるし、
こうしないとダメだよっていうのも言ってくれるので、
私は1回お願いしてからずっと信頼しています。

組織力とスピード感が魅力

1000NEXTの良い所はどんな所だと思いますか?

省エネ計算もこないだ初めてやってもらったんですが、
組織力を感じました。

ある程度まとまった規模の建物だったんですが、
1人でやられてる会社ではないので安心感がありました。

ある程度はマニュアル化しているので、
計算担当による差を減らしたり、
スピード感をもって対応できるようにしています。

確かにそうでした。

その時はメールだけのやり取りで最後まで終わりましたが、
レスポンスは速かったです。

避難安全検証法のサービスはどうですか?

避難安全検証法もスピードが速いのもそうだし、
審査機関への対応が本当に良かったです。

そう思われる印象的な出来事はありましたか?

通常の質疑なら、メールでもらった回答を提出して終わります。

そうではない重い質疑がきて、本当に困った時に
一緒に審査機関まで来て対応してくれました。

計算して終わりの会社もあると思うんですよ。

でも1000NEXTさんは「じゃぁ、話しに行きましょうか」って。

お付き合いし始めた初期の頃だったと思いますが、
大阪まで一緒に来てくれたんですよ。

その様な対応からも、信用できる会社だなって思いますよね。

代表の田尻が確認申請をやっていた経験も活きているんですね。

そうなんですよ。

こちらが言いたいことを分かってもらえる。

計算だけ覚えてその腕を磨いてるだけの人にはできないと思います。

それがやっぱり僕からすると一番の安心材料なんですよ。

それはうちのスタッフの課題でもあります。
省エネ計算の方でもそうなっていきたいと思っています。

短期間では習得できないことが多すぎるから
なかなか難しいですよね。

それを求められているのは分かっています。
確認申請の指摘を見て、省エネもこうだよねって。
だけどそれを説明するのが難しいです。
お客さんはこういう時に困るんだよって説明もします。
それでも、実感してもらえるところまではなかなかいかないですね。

避難安全検証法で維持管理費も工事費も格段に安くなる

初めて避難安全検証法を使おうと思ったきっかけは何ですか?

「排煙設備などが免除できるんですよ」って
紹介してくれた元スタッフの子に聞いて興味を持ちました。

それはなぜですか?

排煙設備ってすごくお金がかかるんですよ。

例えばどんなことですか?

定期報告のための建物の調査で、建った後の建物を見に行きます。

そうすると、結構な割合で排煙オペレーターが壊れているんですよ。

他にも、腰高の位置に排煙オペレーターを開閉するボタンが設置されています。

それを塞ぐようにロッカーが置かれていたり、
絵が飾ってあったりして、使える状態じゃないんです。

私が調査者として現地で確認すると、その多くは、正しく機能しない要是正の指摘になります。

実際に火事が起きたても機能しないことがあるんですか?

そうなんですよ。

引渡し時に説明していても、一般の方は火事の際に先ず排煙設備とはならないです。

設計者である私も、有事の際に真っ先に排煙設備とはならない。

その検査の時には、起動ボタンを押しても止水用のパッキンが固着して開かなくなっています。

開けた拍子にロックしてあるワイヤーが切れてしまうことまであります。

検査の時に開けていいか悩みますね。

検査の時に壊れちゃうと、修理業者が来るまで窓が閉められなくなります。

そうなると、雨が降ったときには、建物の中がびしょびしょになってしまうんですよ。

特殊なトップライト排煙などは注意が必要です。

壊れたら直さないといけないですよね?

直して適法な状態にして報告しないといけないですね。

それが3年に1回のペースでやってくるので、
メンテナンスにすごくお金がかかるんですよ。

建てるときにかかる費用だけじゃないんですね。

維持管理費用にお金がかかるんですよ。

それに500㎡毎に区切る防煙垂壁も見た目が悪いですしね。

であれば、設計費用に避難安全検証法の費用を少しだけプラスして設計を行えば、その維持管理費用は必要なくなります。

そうやってお客さんに提案すると、
維持管理費の面でも工事費削減の面でもメリットが多くなります。
なので、すごく好評でしたよ。

良いことばかりですね。

建築主様へのメリットは多いです。

ただ、私たち建築士には確認申請関連の負担は増えますよ。

現場工事で建具の寸法や天井高ひとつ変わっても計算が変わってしまいます。

そうすると、変更申請も必要になるので、気を使うことが新たに増えます。

それでも全ての人にとって良いなって思えるんですよ。

避難安全検証法の計算で安全も確保されていて、
排煙設備のような不具合はありません。

お客さんも横展開で広げてくれましたし。

避難安全検証法を使った設計がうちの特色のひとつになりました

最初から避難安全検証法を使っていたわけではないんですね

そうですね、4年くらい前に初めて使いました。

そこでの評判が良く、避難安全検証法が標準仕様になりました。

1000NEXTも避難安全検証法の仕事を積極的に受け始めた2年目くらいでした。

そうですか、私も初めてだったので、1000NEXTに頼む前に
色んなところに聞いて予習はしたんだけど、
考え方とかよく分からなかったですね。

でも今は、お客さんと打合せをするときに
「生む育てるという考え方で、避難安全検証法を採用してます」って
話しをすると、お客さんの反応がとってもいいです。

維持管理費用・工事費削減を理解して頂けると、「それ使った方がいいね」ってすぐになります。

今ではお客さんに対するうちのひとつの特色になってます。

マニュアルも分厚いし名前も小難しいから参入のしづらさはありますよね。

そうかも知れないですね。

最近では確認申請時の、
避難安全検証法の質疑もほとんどないです。

本当にスペシャリストですね。

避難安全検証法は結構否定派の方もいらっしゃいます。
申請が大変になるとか、その費用が自分負担になる人がいて、
そういう人たちが否定派になります。
設計の負担が増えるなら工事費が高くなっても排煙設備を付けてしまうんです。

私たちみたいに維持管理に触れてないと、
同じ感覚で良いと思う人は少ないでしょうね。

安全を担保して建物を小さくできる

他にも避難安全検証法を使う理由って何かありますか?

建築基準法はよくできた法律ではあるんですが、
実態にそぐわないこともあります。

避難安全検証法はそれを解決してくれるので、
大きなメリットがあると思っています。

例えばどういうことですか?

例えば1500㎡を超える物販店舗があるとします。

営業時にそこは10人程度の利用とします。

しかし、100㎡につき60㎝の階段幅が建築基準法では必要なんですよ。

10人しか入らない建物に、9mの階段幅が必要になってしまう。

こういうのも、避難安全検証法の計算がOKになれば、
幅員は過度に取らなくても安全が担保できるので、素晴らしいと思います。

安全が担保されて、小さくできるっていうのは
メリットしかないと思います。

色々なパターンの建物に使えると良いなと思う

避難安全検証法にデメリットを感じた事はありませんか?

あります。

良い所ばかりじゃなくて、まだ改善して欲しいと思うことはあります。

それはどういうことですか?

建物の形状などによっては
まだ簡単に避難安全検証法が使えないことです。

パチンコ店などの立体駐車場で、
スロープと平場を繰り返して上っていく形状と連続傾床と言って、
らせん状に床が上がっていく形状がありますよね。

このらせん状に床が上にがっていく形状の建物の用途を変更する設計の場合、
避難安全検証法を使うと、
同一階で床の高さが異なるため、その階の低い床面で出火すると、
高い床面ではすぐ煙を吸ってしまうという計算になり、
利用できませんよね。

色々なパターンの建物に使えるようになることを期待しています。

変更が出た時の管理や申請の手間が増える

避難安全検証法を使うと申請関係が大変になるとおっしゃっていましたが
例えばどんなことがありますか?

避難安全検証法に限ったことではないですが、
変更が出た時の監理や申請の手間が増えますね。

省エネ計算もそうだと思うんです。

計算して設計された建物や設備だということを現場に伝えて書類も渡します。

でも、工事が始まると、工事費削減のためのVEや納期等により、仕様変更が良くあります。

ギリギリでクリアさせている建物だと、
少しの変更でもすぐにアウトになりますからね。

そうなんです。

現場との打合せ時に、機器変更をする場合は消費電力が上がらない様に選定してもらいます。

しかし、短い工期の場合だと引渡しに間に合う機器、少しでも費用を抑えたい等により、消費電力が上がり、計算上アウトになっているケースもあります。

現場でアナウンスしてくれる建築士さんもまだ少ないですからね。
申請にどういう影響があるかっていうのは抜けてしまうんですよ。

ヒューマンエラーは絶対ゼロにはできないですが、
実際に工事をする人たちへの周知の仕方やその後の監理は
計算を使う上では注意が必要ですね。

多くの貴重なご意見、ありがとうございました。
今後のサービス向上や改善のため、前向きに取組んでいきたいと思います。
本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。





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